眠れない日、皆さんはなにをしますか?
皆様こんばんは、417の日以来2回目のブログになります。ぴよリーヌ3世です。
まっったく寝付けない日、それは突然やってきます。
姿勢変えても!
布団から足を出しても!
ちょっとエッチな妄想をしても!!!
寝れねえ!!!!
悪魔は闇夜に紛れ、突然私たちに襲いかかるのです。
そんな夜、私は脳内サミットで時間を潰します。くっそしょうもない議題を吊り下げ、くっっそしょうもないランク付けをし始めるのです。
そして誰もいないのにそれを必死に説明しようとする。
大体そんなことをしていると朝なのです。
しかし!今日は違う。
本日の議題は「(おそらく)第417回 最高に痺れる歌詞」でした。
何度もこの議題にはお世話になっていたのですが、
第417回をもってしてど〜〜しても誰かに今伝えたい気分になってしまったのです。
多分誰も見てない!
こんな深夜にこんな訳の分からんブログを見てる奴は変態です。このド変態!!
…それでも暗闇にひとり解説するのは寂しいのです。
というか私の行為が1番ド変態です。最低です。ゾクゾクします。
ということで今から私が練りに練った「痺れる歌詞」を解説していきたいと思います。
とはいえ曲がりなりにも人に伝えるという体で進んでいきますのでわりかし認知度が高そうなところをピックアップしたいと思います。
「真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた」
はい、早速出ました。
この季節になると必ず聴きたくなる曲第1位(俺調べ)
晩夏の空気感をそのまま歌にして出したんかい!って曲ですね。
そっけないような、何気ないような歌詞から生まれる等身大の私たち、それがフジファブリックの特徴のひとつだと思います。
その中でもこの歌詞はヤヴァイ。
このフレーズだけで、夏の終わりの寂しさや妙な焦燥感、少しの和らぎが立ち返ってきます。
セミの声が小さくなり、それでもまだまだ暑さにへばる私たち。
そして少し早くなった夜の風に季節の変化を感じるあの夏。
等身大の私たちがまじまじと写し、切り出されるのです。
件の歌詞の後の「それでも未だに街は落ち着かないような気がしている。」
晩夏をそのままお中元にして送ってきたんかい!ってなります。バケモン。
2.the pillows / MY FOOT
「僕はまだ見てる 進むつま先を」
こちらYouTubeにはないのでサブスクとかで是非聴いていただきたいです。
the pillows、本当に大好きなバンドです。
中学時代からずっっと私を支えてくれている曲たちの中からひとつピックアップしました。
この曲は大まかに言うと「なにも上手くいかないよな、でも俺たちは前に進むしかないんだよ」というのを前向きに伝えてくれるものです。
件のフレーズはサビ入りのフレーズですが、
気がついてくれましたでしょうか?
このフレーズだけでこの曲の全てを表現してるんですね。
「進むつま先」という部分だけを見ると確かに前に進んでるんです。
しかし進むつま先を「見ながら」進んでるんですね。
つまり。
下を向きながら、それでも足を止めずに進んでるんです。
上手くいかないことばかりで、毎日項垂れながらも足を止めない。止めてはいけない。
なんでそれをこの短いフレーズで表現出来るんやぁ〜!?天才か?
眠い!ここからは頑張って少ない文字で表現しやす!
3. KIRINJI / エイリアンズ
「暗いニュースが 夜更けとともに 街に降る前に」
朝が来る前に急げ!
って言うのをこんなオシャレに表現するやつおらんやろ。
もうここで言うけどKIRINJIの「Drifter」もよい。
「僕はきっとシラフな奴でいたいのだ」
もうその通り。シラフな奴でいたいもんです。
4. 夏川椎菜 / キミトグライド
「手のひら残るものは少しだけ 風が盗んでくよ」
我らが夏川さん。
彼女が歌う曲は共感しまくるものばかりですが、この曲は特に性癖です。
春の切なさが随所に溢れる曲ですが、このフレーズは特にやばい。
春の切なさとあの妙なやるせなさをここまでリンクさせるとは…。
このフレーズを聴くと私の横を春風が走り抜けるのです。
あとは…この歌詞はそもそも私がポジティブな方向に聞き間違えてた為に、本当の歌詞を聴いてビビり散らかした、印象に残ったって部分も大きいです。
5. the pillows / ストレンジカメレオン
「怖いもの知らずで 時代ははしゃぎ回り
僕と君の過ごした ページは破りさられ
歴史には残らない 化石のひとつになるのさ」
またthe pillowsの話になってしまいました。
もはやこれはthe pillowsの代名詞とも呼ばれる曲ですが、
この曲自体は「遺書」いや、「遺曲」なんです。
同期の「Mr.Children」等が売れ始める中、
自分のプライドもへし折って書いた「売れる」歌、
それでも通用しなかった音楽業界から飛び降りる直前に残した「遺曲」。
それがこの「ストレンジカメレオン」です。
そして件のフレーズは最後の最後、消えゆく自分たちを「歴史には残らない化石」と揶揄してゆっくり死んでいきます。
抱き続けてきた夢や、折りたくなかったプライド、自分の嫌いな曲たちと、自分を認めない時代を恨みながら、どこか諦めながら沈んでいく。
生の感情がのしかかってくる感覚に陥ります。
ちなみにこの曲が多少売れたことも関係し、彼らは音楽業界に留まります。
そして25年たった今でも元気に弦を引き鳴らすのです。
「遺曲」まで出して踏みとどまる。
こういう少しダサいところが私は大好きです。
さて、いい具合に疲れてきたかな…寝るかな。
勢いで書き続けてきたので、明日読み返すのが少し不安です。まあええわ。
明日はPre2nd千秋楽、激楽しみにしてます。
オラぁ!!アンタもはよ寝るんや!
明日のためにも!!!!ここまで読んでくれてありがとな!
またPre2ndの感想のブログも必死こいて書くので読んでくだされば嬉しすです。
おやすみなさい。